物流改善

【時代の先読み!物流DXが分かる】おすすめの本のランキングTOP5をご紹介

本日のお悩み

物流企業に勤めていてDXを進めていくこととなったが、情報収集の仕方が分からない…

この記事では物流DXを進めていくうえで参考になる書籍をご紹介します。

私は物流企業で省人化を目的としたロボット導入などの最新設備の情報収集を行っております。

しかしながら最近のテクノロジーのスピードは速く情報の収集スピードを上げたいと思っています。

そこで私が行っているのは物流DXに関する書籍から情報のインプット!

DXとは最新のデジタル技術を駆使しさまざまな課題を解決すること。

物流業界のDXは他業界に比べると残念ながらやや遅れているのが現状です。

物流業界は他の業界と比較し、他社の動向が見えにくく井の中の蛙状態になりがちですよね

そこで今回ご紹介する本はDXのみならず物流改善や業界の知識習得にも役立ちます!

業界全体の動向・課題・取り組みを知り日々の業務の参考になれば幸いです。

【物流DX】おすすめ本のTOP5

今回ご紹介させていただく書籍は、物流DXの入門編としては最適です。実例をもとに現代の物流課題と打ち手を書かれていますので参考になりますよ。

1位:シン・物流革命 迫りくるサプライチェーン崩壊を回避する最後の選択肢

シン・物流革命 迫りくるサプライチェーン崩壊を回避する最後の選択肢


出版社幻冬舎
価格1,430円
発売日2022/5/20
初心者へのおすすめ度★★
専門性★★★★

物流業界はコロナ禍により大きな変化を余儀なくされました。

物流全体の変革・サプライチェーンの最適化が一気に加速する中、流通大崩壊に備える必要がある。

業界に求められることは何なのか?について書かれた本です。

物流革命とは?サプライチェーン崩壊を回避する選択肢?という大きな課題のヒントをつかみましょう!

感想

アフターコロナ時代に向けて、ロジスティクスがどのように進化していくのかが示唆された内容になっていると思います。読みやすい文章で、わかりやすかったです。


2位:ロジスティクス4.0 物流の創造的革新 (日経文庫)

ロジスティクス4.0 物流の創造的革新 (日経文庫)


出版社 日経BP
価格851円
発売日2019/3/15
初心者へのおすすめ度★★
専門性★★

次なるGAFAはどこだ!


ロジスティクスの最先端動向に精通し、コンサルティング、セミナーなどで活躍する方が書かれてますので、最新の物流ビジネスと今後が分かりやすく説明されています。

物流企業で省人化を進める人や人員不足などの課題を解決したい人におすすめの一冊です。

ヤマト運輸での労働問題発覚以降、「物流危機」はホットトピックになっています。

実際、トラックドライバーの高齢化や倉庫作業員の不足は顕著であり、「経済の血脈」である物流がいつ止まってもおかしくない状況。

Amazonのように、倉庫作業のロボティクス化やAIによる需要予測といった先駆的な取り組みを進めることで、競争力の更なる向上を実現している企業も存在します。

最新の事例と戦略の考え方が、ロジスティクス全般をとおしてわかりやすくまとめられています。

感想

自動化・AI・マッチングなど最新のロジスティクスの動向が分かりやすく書かれています。

今後省人化・標準化が進む中でどこにビジネスチャンスが潜んでいるかを考えるべきと感じる一冊です。


3位:WMS(倉庫管理システム)で実現する中小製造業の物流DX

WMS(倉庫管理システム)で実現する中小製造業の物流DX


出版社幻冬舎
価格1,650円
発売日2021/8/2
初心者へのおすすめ度★★
専門性★★★★

中小企業にとっての物流企業DXに焦点を当てられている本書。

今後物流業界ではDXが進んでいきますが、中小企業にとって投資が大きくなるので難しさもあります。そのような中でもWMSの活用に糸口を見つける方法を書かれています。

中小企業の物流担当者や経営者はもちろんのこと、物流にかかわるすべての人に読んでいただきたい一冊です。

感想

大企業においてもまだまだ当たり前に非効率な作業を行っている現状があります。

改めて物流DXと自分たちにもできることがまだまだあると認識した一冊です。


4位:週刊ダイヤモンド 2022年 3/12号 [雑誌] (物流危機)

週刊ダイヤモンド 2022年 3/12号 [雑誌] (物流危機)


出版社ダイヤモンド社
価格621円
発売日 2022/3/7
初心者へのおすすめ度★★
専門性★★★☆☆

”物流危機”がテーマです。

雑誌特有の図や表、写真など目で見ても楽しめる一冊です。

宅配大手が荷物の総量規制と配送料の値上げに踏み切る「宅配クライシス」に震撼したのが2017年。

宅配最大手であるヤマト運輸の配送現場は大混乱に陥っていました。クライシスは終わっていなかったのです。

ヤマトだけではありません。物流産業だけでもありません。小売り、メーカーなどあまたの企業・産業が物流危機に直面しています。

いわゆる「物流会社間での競争環境」だけではなく、アマゾン、ソフトバンク、イオンなど、物流会社以外による「物流ビジネスの動向」も学べる内容です。

感想

普段なじみのない海運や物流不動産といった内容も取り上げられていますので、物流関係者でも勉強になると思います。

また、登場する会社もアマゾンやヤマト運輸など知名度がありますので非常に分かりやすいです。


5位:なぜアマゾンは「今日中」にモノが届くのか

なぜアマゾンは「今日中」にモノが届くのか


出版社 プチ・レトル
価格1,980円
発売日2017/12/25
初心者へのおすすめ度★★
専門性★★☆☆☆

アマゾンについて書かれた本は多くありますが、本書はアマゾンジャパン立ち上げメンバーとしてサプライチェーン部門マネージャを務めた方が書かれているのが特徴です。

アマゾンが世界一の物流企業になった理由が分かります。

「速く・確実に・高品質のモノが届く」現代社会のインフラとも呼べる存在アマゾンは、どうしてそんなに速くモノを届けられるのか。

一体、どんな人間が、どんな仕組みで、どんな仕事をしているのか。本書では、今まで謎に包まれてきたアマゾンの実態について書かれています。

世界No1の物流戦略は一体どこが違うのか?様々なサービスや施策、最先端の物流戦略を考え、実行できるアマゾンの内部構造はどうなっているのか?について知りたい方におすすめの一冊です。

感想

物流DXの先駆け的存在のアマゾンについて詳しく書かれています。

そのようなアマゾンの物流部門で勤められた方が書かれていますので、アマゾンの仕組みが分かる一冊です。 


本で情報収集し物流DXを実践しよう

今後物流業界ではDXが進んでいきます。

時代の先を進むためには外に目を向けることは必要ですので、物流に関する本をたくさん読んでみてはいかがでしょうか?