■女性でもドライバーの仕事はできるの?
■ドライバーの仕事をしたい!
物流業界でも女性は増加しています。
女性ドライバーは年々増えてきており、特に宅配業界では女性ドライバーを積極的に採用されています。
今回の記事では、女性ドライバーの活躍について解説します。
あなたにとってドライバーが適した職業かわかるようになります。(^^♪
女性ドライバーの活躍
運送業界では男性が多く働いているイメージもあるかと思いますが、近年女性ドライバーも多く活躍しています。
実際、宅配大手の佐川急便では全体社員のうち27.2%が女性ドライバーになっています。(2019年3月時点)
宅配便のドライバーを見ると女性が増えてきましたね
業界全体でも、ドライバー不足などの背景から「女性ドライバーにもどんどん活躍してもらおう!」という動きがあるので、積極的に女性ドライバーを採用している企業もあります。
女性も安心して仕事を始められるように、職場環境の改善に力を入れている企業もあります。
例えば、女性専用のロッカーやトイレ、シャワールームなどの完備です。
上記のような取り組みをされているところは求人にも記載がありますので、確認してみると良いですね(^^♪
トラガールとは
トラガールとは、女性のトラック運転手を指す言葉。「トラック」と「ガール」を組み合わせて作られており、業界ではよく聞く言葉です。
国土交通省が主導する、女性ドライバーの活躍を促すプロジェクトは「トラガール推進プロジェクト」と呼ばれており、一般的にも使われています。
このように、トラガールという言葉が広く知られるようになるほど、女性ドライバーの活躍の場が広がってきていると言えます。
国として女性ドライバーの活躍を促していますよ!
ドライバーに向いている人
ドライバーにも大型車両や宅配便など種類がありますが、今回は女性の活躍が期待されている宅配便について説明します。
業務の効率性を考えるのが好きな人
宅配ドライバーはどれだけ効率よく配達できるかが重要です。
荷物の積み込み方やルートの回り方次第で1日の配達個数に大きな差が出ます。
無駄のない動きをいかにできるか、それを楽しめると仕事が楽しくなりますね。
1人の時間を楽しめる人
ドライバーの仕事中は基本1人です。
女性ドライバーの多くはお子さんがいらっしゃいます。家にいると子供がいるので考え事ができないから運転中に1人の時間が持てるのは嬉しいという声はよく聞きます。
もちろん、仕事に支障をきたすようなことがあってはいけませんが、音楽を聴きながら運転することでストレスが発散できるという方もいらっしゃいます。
最近では企業と個人のドライバーがマッチングできるサイトもあります。登録をしておけば隙間時間でも仕事ができるようになりました。
人とコミュニケーションを取るのが好きな人
宅配は毎日多くの方を訪問する訳なので、人と話す、挨拶することにストレスを感じる方は厳しいかもしれません。
逆に毎日同じエリアを回るので顔なじみの方ができます。そういった方とコミュニケーションをとることが楽しいと感じられる方は長く続けられる仕事です。
1人の時間が好きといっても、ずっと1人だと孤独感を感じるものです。
助け合ったり、失敗した時に励ましてくれる仲間がいる、そういう仕事環境は大事ですよね。
運転が好きな人
仕事中は、毎日数時間トラックを運転するので自然と上達します。
運転が好きな方にとってはやはり宅配ドライバーは楽しい仕事になりやすいでしょう。
車の運転好きには、ピッタリの職業ですね
採用するメリット
女性のきめ細やかな感性を活かせる
宅配は女性でも活躍できます。
宅配って体力仕事というより、仕分け要素の強い仕事です。
荷物を車に積み込む際、配達エリアごとに仕分けして、荷物を積み込むことで、スムーズに取り出すことができます。
荷物の伝票も配達エリアごとに分けたり、番地を若い番号から順に並べたりすることで見やすくなり、どこに何の荷物を運ぶかが分かりやすくなります。
何も考えずに、がむしゃらに走り回る体力馬鹿より、どうやったら効率よく配達をこなしていけるかを考え、きちんと荷物を管理できる人間の方が宅配という仕事において強い。
意外と几帳面さを求められる仕事なので、きめ細やかな女性的感性を宅配に活かすことができるため、宅配は女性でも活躍できると言えるわけです。
女性ドライバーの方がクレームが少ない
女性トラックドライバーのメリットは、特に女性のお客様が安心するという点です。
最近では、ネット通販でランジェリーや化粧品、また貴金属などを購入する女性も多いため当然といえます。
また、そもそも男性トラックドライバーを女性の家に訪問させるというのは、やっぱり女性にとっては少し怖いもので、その点、女性ですと安心できます。
さらに以下のようなクレームは男性ドライバーのほうが多いので女性ドライバーを採用することによってクレームが削減できる効果があります。
主なクレーム内容
- 時間を守らない(遅配・早配
- 体臭が気になる(臭い・不潔)
- 言葉使い乱暴
女性ドライバーとして働くメリット
女性でも未経験から始めやすい
トラックドライバーの仕事は普通免許1枚で始めることも可能です
ドライバー募集をおこなっているお仕事のほとんどが、「AT限定可」となっていますので、マニュアル免許を持っていなくても働くことができます。
結婚や出産といったライフイベントも落ち着いて、復職を希望される女性にはおすすめの仕事です。
小さな車両を利用する仕事や、配送ルートがあらかじめ決まっている仕事であれば初心者の方も始めやすいです。
とくに、子育てが落ち着いて久々に社会復帰したい方などブランクがある方でも、特別なスキルが必要ない案件であれば気軽にスタートできそうですよね。
プライベートとの調整が効く
意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、家庭や育児と両立しやすい仕事もあります。
女性ドライバーを積極的に雇用している企業のなかには、柔軟に休暇を取得できる環境づくり、短時間勤務の対応など、積極的に取り組んでいる企業もあります。
企業によってはさまざまなルート・運行が用意されているため、希望に合わせて働けるケースが案外多いんです。
例えば、「日勤のみで働きたい」「夕方には帰りたい」「子供の行事には必ず参加したい」など、希望を聞いたうえで採用を行っている企業もあります。
軽貨物ドライバーはストレスが少ない
配達中は一人なので面倒な人間関係を気にすることなく仕事に集中することができます。
運転が好きな女性なら、心身ともに負担が少ない環境で働くことができるという点もメリットになります。
宅配ドライバーは基本的に一人で仕事をし、同僚と接するのは事務所にいるわずかな時間のみです。そのため、同僚との人間関係に悩むことはほとんどありません。
職場関係の悩みごとの中でも人間関係の悩みが占める割合は大きく、仕事がきついと感じる原因として見逃せないものです。これに煩わされずに済むのは宅配ドライバーの良い点だと言えます。
職場の人間関係に疲れた…というかたにもおすすめです。
まとめ
「トラガール」という言葉が広がるほど、運送業界では多くの女性ドライバーが活躍中です。
女性ドライバーの雇用や定着を目指して、女性も安心して働けるような環境整備、設備導入に取り組んでいる企業もあります。
「子育てが落ち着いて久々に社会復帰したい!」「特別な経験はないけど普通免許1枚で正社員になりたい」というかたは検討してみてはいかがでしょうか😄