■物流で働いているけどやる気がなくなってきた…
■物流で新たに働くけどやりがいはあるの?
■やりがいをもって仕事をしたい
私は飲食業界から物流企業に転職し10年間勤務していますが、やりがいを感じています。
物流はやりがい・楽しさを見失うこともあるので大切な役割を果たしている物流についてご紹介します。
この記事を読んでいただくと物流業界の重要性とやりがいを認識できます。
物流業界の将来性は高い!
物流業界は今後発展を続けると言われています。実際私の会社でも物流の売り上げは年々増加しています。
後も社会は発展を続け、ますますデジタルな世の中になることが予想されます
それに伴って物流業界の担う役割も大きくなっていくと考えられるため、将来性のある業種だといえます。
物流業界の動向について、国土交通省の物流政策課「物流を取り巻く動向について」(令和2年発表)によると
運輸業界は約38兆円産業。うち、物流業界は約24兆円を占める一大産業。
001354692.pdf (mlit.go.jp)
物流業界は、全産業就業者数の約4%を占めている。
以上のことから物流業界は市場規模も大きいことが分かりますね。
物流企業社員のやりがい・楽しさ
物流業界で働いている人は、とても重要な仕事をしており本来はやりがいや使命感をもって働くことができるはずです。
しかしながら、仕事の意義を見出せずに辞めていく人も多いのも事実です。
これまで物流活動というのは、問題なく行われていることが当たり前と考えられていました。
しかし、近年災害な自然災害が頻発し、インフラに支障が出たことで、物流は社会に必要不可欠なインフラとして認知されてきました。
さらに、コロナ禍による巣ごもり需要の増加でインターネット通販のニーズが高まり、必要なものが必要な時に届く「物流」の重要性が再認識されています。
物流の発展は、私たちの生活の利便性を上げ豊かにすることを意味します。
よって人々の暮らしを支えているという実感を得ることができる仕事です。
ネットショッピングの利用が増えているのは、気軽なだけでなく求めていたものを離れた場所でも購入できるからです。もしもそれができなくなったら、生活そのものが不便になる人もいるでしょう。こうした重要な位置にあるのが物流業界であり、働くうえでのやりがいといえます。
近年ITテクノロジーの発展に合わせて物流も大きく進化しています。
これから5年、10年とさらなる飛躍を遂げる産業ですので、やりがいはもちろん、その魅力を知れば知るほど面白さを感じられる業界です。
社会を縁の下から支えている
物流というのはモノの流れそのものであり、物流があるからこそ、私たちの生活は成り立っています。
仮に、食料、衣服、燃料などの輸送がストップしてしまうと、多くの人々は現代的な生活ができなくなり、メーカーなどの企業も新たなモノを造り出せなくもなってしまいます。
物流企業で働くというのは、そのような人々の暮らしや経済を根底から支え、また改善していくという役割をになうため、社会を支えたい、社会貢献したいという人にとってはやりがいに繋げることができます。
お客さまから感謝される
物流企業の中でも、とくに個人宅などへの配達を行う「宅配便のドライバー」などは、直接お客さまとやりとりをする機会も多く、またお客さまから感謝される機会にも恵まれています。
お客さまの大事な荷物を届けると、「ありがとう」、「助かった」の声を掛けられ感謝されることのほうが多く、人の役に立っていること、社会の役に立っていることを日々実感することができます。
「人から感謝されたい」、「人と人とのやりとりの多い仕事がしたい」といった人にとってはやりがいを感じやすい仕事です。
共同作業のやりがい
倉庫や配送センターでは、仕分け、荷降ろし、検品など多くの物流の仕事が用意されており、幅広い年代のスタッフが働いています。
時にはチームで共同作業をしたり、周囲のスタッフと連携して対応にあたることなどもあり、皆で身体を動かしながら協力することで、自然と一体感や信頼関係が生まれやすい環境です。
物流企業社員の魅力
安定した業界である
物流というのは世の中になくてはならない存在であり、一定の社会的需要は確保されています。
物流業界は将来性が非常に高い業界です。
下図は、2020年までの物流市場規模及び2021年の市場規模見込と2022年の市場規模予測です。
多少は景気に左右されることもあるものの、比較的安定している業界であり、給料やボーナスの支給も安定しています。
また近年は、Amazonなどを代表とするECサイトやネットショッピングの普及により、物流需要が増加し、人手不足の状況が続いています。
はたらく側にとっては「売り手市場」な状況であり、物流業界で経験を積めば職に困ることは少なく、より待遇のよい会社に転職を狙うことも可能です。
景気に左右される面はありますが、それは他の業界にもいえることで運ぶ荷物がある限り仕事がなくなることはほぼありません。そのため、業界自体が淘汰されていくことは考えにくく、収入も確保しやすいでしょう。そのような事情から、仮に転職を図りたいときにも経験をもとに新しい職場を探しやすいのもメリットです。
物流業界は、社会が発展し続ける限り無くなることはありません。ただし時代の変化に柔軟に対応するスキルが求められています。
地方で働ける
物流企業のビジネスの中心は地方です。
物流企業の本社は、東京や大阪といった大都市に設置されていることが多いですが、倉庫、配送センターといった拠点は、全国各地に設置されています。
業界全体としても、都心に一極集中している業界ではなく、地域密着型の中小物流企業なども多いため、全国各地に仕事や求人はあります。
そのため物流関連で経験を積めば、はたらく地域には縛られにくく、将来「Uターン転職」なども行いやすくなるでしょう。
地方で働きたいという人にとっては魅力的な業界ともいえます。
海運や空運はグローバル
船舶を使って輸出輸入を行う「海運会社」、航空機を使って物資を輸送する「航空会社」なども物流事業を行っています。
ただしこのような企業は、世界を相手とした国際的な物流ビジネスを行っているため、仕事内容はグローバルです。
たとえば営業職などであれば海外顧客に対してアプローチをかけることになり、倉庫や配送センターも世界各国に設置されているため、総合職入社の社員は海外拠点へ転勤となることもあります。
グローバルに仕事をしたいといった人には魅力的ですが、反面、海外への出張や転勤に抵抗のある人にとっては不向きです。
倉庫スタッフの魅力
物流企業でもとくに人員の多い「倉庫スタッフ」には次のような魅力があります。
・接客業や事務職などに比べるとアルバイト、パートの時給水準は高め
・シフト勤務が基本であり、事前に申請すれば休みを取りやすい、長期連休を組むこともできる
倉庫スタッフは、採用されるにあたり経験やスキルなどはさほど問われませんが、その割に接客業や事務職などに比べると給料水準が高いことが魅力点です。
また「正社員登用制度」をもうけている会社も多く、アルバイト・パートから正社員になる機会に恵まれているのも魅力といえます。
まとめ
物流業界は、人々の暮らしを支えなくてはならない存在です。
どの業務に従事するかにより求められるスキルや資格は異なりますが、未経験でも歓迎される業界です。