転職

(面接官の心をガッチリ)転職時につかえる物流業界の専門用語4選

今回のお悩み

面接のときにつかえる物流業界の動向や専門用語をしりたい!

今回ご紹介するのは面接官の心をつかむワードです。

物流業界に転職を希望されている方が面接の際に使用すると、面接官のイメージが上がるワードをご紹介します。

面接の間に業界について調べると思いますが、実際どのように面接で活用していいかわからない方もいらっしゃると思います。

1回の面接に一つでもいいので自然の流れで説明できると未経験者でもアピールできます。

今回のワードを面接時の志望動機などを説明する際に、入れ込むとアピールできますよ!

物流業界は将来性が高い理由転職におすすめ

今後も社会は発展を続け、ますますデジタルな世の中になることが予想されます

それに伴って物流業界の担う役割も大きくなっていくと考えられるため、将来性のある業種だといえます。

物流業界の動向について、国土交通省の物流政策課「物流を取り巻く動向について」(令和2年発表)によると

運輸業界は約38兆円産業。うち、物流業界は約24兆円を占める一大産業。
物流業界は、全産業就業者数の約4%を占めている。

001354692.pdf (mlit.go.jp)

以上のことから物流業界は市場規模も大きいことが分かりますね。

これで差別化!印象が良くなる物流ワード

物流業界の課題として、CO2排出量などの環境問題、人口減少による労働力不足など一筋縄では解決できな問題が多くあります。

今回のワードは、解決策として重要な取り組みではありますが、企業によりどの取り組みが重要視されているかは異なります。

事前に企業のHPや求人を確認し、キーワードが含まれていた場合は、面接時に説明できるように何度も繰り返し練習しておくといいでしょう。

3PL

物流業務を行うためには、荷物を輸送する車両(トラックなど)やドライバーをはじめ、荷物を保管する倉庫のほか、物流を管理する高度なシステムが必要になります。

「Third(3rd)Party Logistics(略して3PL)」とは、一般的に荷主に対して物流改革を提案し、包括して物流業務を受託し遂行することを言います。

“メーカー、卸売業・小売業以外の業者“がロジスティクスの計画、構築、管理を請け負い、行うということです。

この3PLの目的は、ファーストパーティー、つまり、メーカーの負担を減らすことです。

メーカー側から見れば3PLは、“他企業に物流関連の仕事を丸投げ(アウトソーシング)する”ということになります。
その代わりメーカーは本業である、製品の開発や製造に専念できるというわけです。

今までは自分たちで行っていた物流を専門の業者に依頼するイメージです。

モーダルシフト

モーダルシフトとは、トラックによる輸送を鉄道や船舶に転換することです。

トラックによる排出ガスを削減するとともに、ドライバーの人手不足を解消するのに役立つとされています。

特に長距離かつ大量の配送ならば、トラックよりも鉄道や船舶のほうが効率は良く、モーダルシフトの推進が活発なようです。

ただし、小回りの良さではトラックには勝てません。配送手段を適切に組み合わせる必要があるでしょう。そのため、モーダルシフトの推進は一企業だけではなく、国、そして物流業界全体で取り組むことが重要です。

流業界にとって、労働環境の改善と効率的な運送手段の確立が急務となっているのです。

引用:物流:モーダルシフトとは – 国土交通省 (mlit.go.jp)

鉄道の場合は、一度にたくさんのものを運べますが、その分時間の制約などがあり

ほしいときに届かないこともあります。  どの部分を鉄道に任せるかが課題ですね。

共同輸配送

「共同配送」とは、複数の物流企業・事業所が連携し、複数企業の商品を同じトラックやコンテナなどに積み込み輸送する輸送手段のことです。
この手段を活用することで、車両台数を削減しながら効率のよい輸送が可能となるだけでなく、経費削減効果や慢性的な労働力不足、長時間労働の改善、荷役作業の軽減、交通渋滞の緩和効果やCO2の削減効果と多くのことに期待ができます。


現在、環境の変化による需要の高度化・多様化による貨物の小口多頻度化への対応など、多種多様な対応を求められている物流業界にとって、輸送・保管・荷さばきを合理化できる「共同配送」は、複数の課題を解決するひとつの方法となり得ます。

食品メーカー2社が同じトラックでも配送を行うことも増えてきましたね。

環境にも優しい取り組みです。

サプライチェーンマネジメント

サプライチェーンは「製品の原材料生産から、最終消費者へ届くまでの一連のプロセス」を意味します。日本語にすると「供給連鎖」と訳されます。

具体的には、部品や原材料の調達→生産→物流・流通→販売という一連の流れが、サプライチェーンです。

調達や生産などのプロセスを見直せば、余剰在庫やムダを削減でき、合理的な生産体制を立て直せます。そのため、収益や生産性の向上を目指すうえで、サプライチェーンの考え方はとても重要です。

物流はサプライムチェーンにおいて重要な役割を果たしていますが、

そのほかの一連の流れも想定した改善を行うことも重要です。

最後に

今回は面接官の心をつかむ専門用語をご紹介しました。

普段聞きなれない用語ではありますが、物流はトラックなど身近に存在しているものが多くありますのでご自身の経験とあわせて説明できると好印象間違いなしです。