■飲食店から異業種に転職したい
■女性や30代での転職は難しいの?
■物流業界はどんな業界なの?<
未経験からの転職は厳しいイメージがありますよね!
しかしながら私は飲食業界から物流業界への転職を行い、年収と休日日数がおよそ1.5倍になりました。
物流はブラックな業界じゃないの??と言われることもありますので、この記事では物流業界と未経験からの転職方法をまとめて解説します。
この記事を読めば、物流業界への転職の方法が分かります。
未経験からの転職なら物流業界がおすすめ
物流業界は未経験からの転職ではおすすめです。
地元に帰り転職したい、結婚をしたので安定した仕事をしたいなどの悩みがありませんか?
私は20代で東京から九州の地元に戻ってきた際、転職活動を行いました。
飲食業界で調理師をしていましたが、労働環境や待遇が悪かったので安定した仕事を探していました。
今では物流業界の大手企業でプライべーも充実しています。
しかしながら苦労もありましたので、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
物流業界の将来性は高い
物流業界は将来性が非常に高い業界です。
下図は、2020年までの物流市場規模及び2021年の市場規模見込と2022年の市場規模予測です。
将来性が高い業界で働くことは、転職を考えるうえで重要な要素の一つです。
物流業界は38兆円産業であり市場規模が大きくさらには、デジタル社会の加速度は今後どんどん増していき、ネットショッピングの需要拡大により物流の需要は増していきます。
転職をする上で、業界の将来性を予測することは大切ですね。
待遇の変化
2019年4月から「働き方改革関連法(働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律)」が順次施行されています。
働き方改革は政府主導による国全体の取り組みであり、企業や働く人々、そして社会全体の今後に関わる重大なチャレンジと言えます。
物流業界においても働き方改革は進んできています。
人口減少による労働力不足は深刻ですので、労働者が継続して働き続けられる職場でないと
存続ができなくなっています。
ただし、企業によっては、いまだにブラックなところもありますので求人の確認と企業調査は入念に行う必要があります。
30代でも遅くない
30代の転職は厳しい…などの悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。
物流業界の場合、30代以上の転職でも採用される可能性が高いです。
飲食業界であれば、お客様とのコミュニケーションスキルをアピールしたり、介護業界であれば気遣い精神など物流に必要なことはたくさんあります。
転職前にあなた自身の職歴や得意なこと、スキルを洗い出しておくといいですね。
物流業界で活躍する女性は増えている!
物流業界の男女比率では
» 運輸業全体で女性は20%以下
» 女性トラックドライバーは2%程度といった調査結果がありました。
物流といえば男性!というイメージがありましたが、このイメージを変える必要性があるわけです。
トラックやピッキング作業、フォークリフトオペレーターなど重たい荷物を運んだりするのが中心だったり、長時間労働もあり、きつい業界と言われていました。
トラックのドライバー不足が問題となっている運送業界では、若年ドライバーのほか、女性ドライバーの確保に向けた取り組みも進められています。
物流の職種
物流業界の中でも代表的な二つの職種をご紹介します。
現場系と事務系がありますが、安定して働きたい方には事務系をおすすめします。
現場系には、トラックのドライバーやフォークリフトのオペレーターなどがあり、
事務系には、営業やシステム開発、管理・運営などがあります。
フォークリフトオペレーター (現場系)
フォークリフトの仕事には、工場や倉庫でトラックから荷物を降ろすや荷物を所定の場所まで移動するなど重い荷物の移動が主な作業になります。
車の運転が好きな方には苦にならない仕事かもしれませんが、長い時間同じ姿勢でハンドル操作をしていますので身体への負担も少なくないです。
転職をする前に、フォークリフトの作業について確認をしておきましょう。
免許の取得方法
フォークリフトの免許は国家資格かつ永久資格ですが、合格率は100%に近く難易度も低いのでおすすめの資格です。
フォークリフトを使用する物流業界は将来性も高く、営業や管理などの事務系に転職する際も有利となる資格です。
「フォークリフト運転技能講習」の資格が必要とされていますが、教習所によって4日間連続のコースと2週にわたる土日コースがあります。
物流管理(事務系)
物流管理は未経験からも転職しやすい職種ですが、
物流管理と一言でいっても、いくつかの種類があります。
求人にスタッフの管理がある場合はパートさんのシフト管理を行いますので、コミュニケーションに自信がある方にはおすすめ。一方で、年齢が異なる人を纏めることは難しさもありますので、精神的に疲れる人も多いのが実情です。
物流業界の厳しさ・きつさ
労働時間の見直しなどによる職場環境の改善は進んでいますが、それでも業界の特徴として厳しさもあります。
事務系の職種とはいえ、取り扱っているサービスは物流ですので、現場では24時間稼働いていることも多いです。
特にドライバーは天候に左右されることも珍しいことではありませんので、台風や大雪などの際はイレギュラー対応が増加することもあります。
残業は絶対にしたくない!!といった方には適していないかもしれません。
会社を選ぶ際のポイント
じっくり時間をかけて会社を選ぶ
仕事探しがうまくいかないからと、焦って会社選びをするのは禁物です。
物流会社の中にはブラックな会社もあり、入社すればきつい思いをすることにもなりかねません。
募集条件や待遇をよく確認し、長く働き続けられそうな会社をじっくり探すことが大切です。
業績のいい会社を選ぶ
業績のいい会社はコンプライアンスの順守や待遇の改善にまで着手する余裕があり、働きやすい環境が整っている可能性が高いです。
会社を選ぶ際には業績のいい会社を選ぶことが大切です。
求人の頻度が高すぎる会社には要注意!
求人広告をよく見かける会社には親近感を持ちやすいですが、応募には注意が必要です。頻繁に求人を出しているということは、退職する人が多く常に人手不足に陥っている会社なのかもしれません。入社したとしても、職場環境が悪く仕事がきついかも。
福利厚生が整った居心地の良い会社は社員の定着率が良いのでそのため求人を出す頻度は高くありません。このように、求人頻度をチェックしておけば会社の実情を知るための有効な手段となります。
面接のコツ(未経験からの物流業界への転職)
ここでは面接のコツをご紹介します。
未経験から物流業界への転職をするときの参考になります。
事務職にも様々な仕事がありますが、物流事務は未経験でも転職しやすい職種のひとつです。
物流業界は未経験でも転職しやすい業界ですが、
書類選考を通過しなければ、当然ですが採用されることはありません。
志望動機の書き方
志望動機を書くには、その業界への理解が必要です。まずは物流業界の概要について勉強しておきましょう。
物流業界の勉強ができたらつづいて、志望動機の書き方のポイントとして以下の3点があります。
①物流業界を選んだ理由
②企業を選んだ理由
③物流業界の仕事を通じて実現したいことを伝える
皆さんが経験された業務を踏まえて、どのように貢献できるかを記載していきましょう。
アピールポイント
飲食から転職する場合を事例として、アピールできるポイントをご紹介します。
①体力がある
飲食業では立ち仕事の割合が非常に高く、まさに体が資本といった業界です。
物流業界においても現場職は体力が求められていますので、体力があることはアピールできます。
②小さな効率化ができる
飲食業においては、営業の効率化は非常に重要です。
料理を提供するための動線は効率化されていますし、新メニュー開発もされています。
物流業界でも効率化できる人材は重宝されますので、アピールできること間違いなしです。
覚えておくと有利になる‼ 専門用語
物流業界に転職を希望されている方が面接の際に使用すると、面接官のイメージが上がります。
①3PL
②モーダルシフト
③共同輸配送
これらの3つは物流業界ならではの取り組みであり、面接時に志望動機や質問などに入れ込んでできれば意識が高いと評価を受けるでしょう。
覚えておくと有利になる‼ ビジネス用語
知っておく転職の際に有利なビジネス用語をご紹介します。
物流業界だけでなく、様々な業種で使用可能なワードですので、普段から意識的に使用することで
面接のときだけでなく、転職後にも役に立てます。
①人時間生産性
②PDCA
③5S
物流業界向けおすすめ転職サイトランキング
物流業界への転職を検討してみよう
物流業界は将来性が高い業界です。
さらに業界の課題を解決するため、AIやロボット導入などクリエイティブな取り組みを行っていく人材が求められています。
今後人気が高まり、競争率が上がる前に一度検討してみてはいかがでしょうか。